── まずは、藤原先生の「ある1日」のスケジュールを教えてください。
藤原院長: 基本的に朝10時から19時頃(平日〜19:30、土・日・祝〜18:00)までが診療時間ですので、僕は9時40分ごろに来ます。休憩時間の13時まではほぼ休みなく治療をしていますね。午後も診療を行い、何もなければ19時半には帰ります。ミーティングがある日などは少し遅くなることもありますね。
── 治療以外に、その前後の時間でやることはあるんですか?
藤原院長: 当然、院長ですので治療以外の仕事もあります。ある程度の裁量権を任されているので、スタッフのシフト作成や患者さんのローン手続きといった病院の運営、さらには求人の面接などにも幅広く携わっています。僕は任されたいタイプなので、お金以外の運営を一任されている今の環境は自分に合っていると感じますね。

── ちなみに休憩はどんな感じなんですか?
藤原院長: 以前は休憩時間を長くして夜も遅かったのですが、スタッフと相談して理事長に掛け合ったところ、夜を短くする代わりに昼休みを1時間とする許可をいただきました。そういった柔軟な対応も任されています。休憩中は業者の方と商談することもありますが、何もなければ同僚たちとご飯を食べたり、スタッフミーティングをしたりして過ごしています。
マネジメントと施術、両立の秘訣
── 業務割合としては、治療よりも運営的な動きが多いんですか?
藤原院長: 通常の勤務医の先生たちは治療が中心ですが、分院長になるとそれ以外の仕事も増えてきます。僕の場合は、病院の運営もある程度自由にやりたいという希望を汲み取っていただいているので、診療7:マネジメント3くらいの感覚です。診療をやりつつ、スタッフのマネジメント・院内の仕組みづくり・数字の管理なども行っています。
── お忙しい中で、仕事を効率よく進めるために心がけていることはありますか?
藤原院長: 早期解決ですね。スタッフのマネジメントにおいては、問題が小さいうちに顔色や声のトーンに気を配り、早めに声をかけるようにしています。問題が起きる前に、すぐ介入していくイメージです。
── 仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?
藤原院長: 自分が育てたスタッフが成長したときですね。自分自身においては、治療はしっかりやって当たり前だと思っていますし、どちらかというとマネジメントの方に喜びを感じることが多いです。個人ではどれだけ治療技術を上げても、診られる患者さんの数には限界があります。それよりも病院全体で、より多くの患者さんに均質な診療をいかに提供できるかということの方が大事だと思うんです。
とはいえ、治療技術が他の先生たちに比べて劣っていると尊敬されませんし、マネジメントにも影響が出てしまいます。歯科医師はやはり技術職なので、自分自身が技術的にも結果を出していることは、マネジメントの大前提ですね。
「こだわりがない」ことがこだわり
── 施術ではどんな点を心がけていらっしゃいますか?
藤原院長: 多種にわたる患者さんに合わせることでしょうか。技術においても選択肢においても、しっかり準備をしておいて、患者さんに治療法を選んでもらえればいい。我々歯科医の都合で「この治療じゃなきゃダメ」という押し付けにならないようにしています。こだわりがないのがこだわりです(笑)。

── 別の先生のインタビューで「藤原先生は術前・術後の対応をすごくしっかりされている」と伺いました。
藤原院長: 自分の中では当然のことをしているだけなんです。僕の病院では当たり前のことを当たり前にやっているだけで、家族に治療をするときと全く変わりなく、すべての患者さんに向き合っているだけですから。大々的にこだわってやってますと宣伝するつもりもないですね。
── それでも、他ではそれを徹底できていない場合も多いようです。なぜだと思われますか?
藤原院長: 手間も時間もかかるからではないでしょうか。技術的に難しいことではないと思います。患者さんがどこまで求めているかによって、必要があれば事前処置も行います。早く終わらせたいのか、時間をかけてでも見た目を綺麗にしたいのか。患者さんのニーズを見極め、相談することが大事だと思っています。
「稼ぐ」かつ「任される」環境を求めて
── 働き方の価値観で、プライベートと年収などの「稼ぎ」では、どちらを重視されていますか?
藤原院長: 圧倒的に「稼ぎ」ですね。たくさんの患者様に良い治療をして、気持ちよく所得を上げる努力をしています。働き始めてからずっとこのスタンスで、バリバリ働いています。
── 最初からそのお気持ちは強かったのですか?
藤原院長: 「どうせ働くなら稼ぎたい」「男なら仕事ができたほうがいい」という感覚があったからですかね。

── 健誠会グループを選んだ決め手も「稼げるから」だったのでしょうか。
藤原院長: 最初の動機はそうです。ただ、実際に入ってみると、健誠会は患者さんの数が非常に多く、自費診療も多いため、稼ぐ気があれば当然稼げる環境でした。さらに、ただ稼ぐだけでなく、医療としてやるべきことをしっかりやった上で収入を得られる。このバランスが取れていることは、良い意味での驚きでした。
仕事と家族、そして自分時間のバランス
── 圧倒的な仕事量をこなされていますが、「もっと働きたい」と思うことはありますか?
藤原院長: ないです(笑)。仕事は早く終わらせて帰りたいと思っています。終わってからゴルフの練習に行ったりサウナに行ったり、平日は仕事と自分時間を満喫しています。
── 休みの日はご家族と過ごされるんですか?
藤原院長: 朝からゴルフに行って、夕方からサウナ。夜ご飯は家族と食べます。家族とはたまにしか遊んでいないので、これをご本人に言ったら怒られるかもしれませんが(笑)。それでも関係はうまく築けていると思いますし、納得してもらえるだけの生活費をしっかり渡すことも大事だと思っています。

── 院長が一番大事にするのは仕事ですか?
藤原院長: 仕事が一番です。しっかり働いて、余暇でリフレッシュして、また仕事に臨む。「しっかり働いてしっかり稼いで、オフも全力で楽しむ」というサイクルが自分には合っています。
健誠会との出会いと、理念への共感の変化
── 理事長の「家族に対してやるような治療」「どんな患者さんも絶対見捨てない」というポリシーに、最初から共感していたわけではなかったんですか?
藤原院長: ないですね。最初は「給料が良さそうな歯科医院」というきっかけでしたから。
ただ、実際に現場に入ってやっていく中で、「良い治療を提供して、それに見合った対価をいただく」という当たり前のことを、法人全体で徹底しているのを強く感じたんです。理事長のポリシーについても、最初は正直ピンと来ていなかったのですが、患者さんの反応を間近で見たり、スタッフがその理念を自分の言葉で話している姿を見るうちに、「こういう組織だから、長くやっていけるな」と思うようになりましたね。
「開業しない」選択肢としてのマネジメントキャリア
── 健誠会グループにおいて、マネジメントという道はどう捉えていますか?
藤原院長: 施術家志向の人は「マネジメント=独立・開業」と考えがちですが、当グループのような大きな法人なら、管理職として活躍する道もあります。僕自身、一般ドクターから院長、統括院長へとキャリアステップアップしていく中で、「組織を動かす面白さ」にハマりました。法人の看板や仕組みを活かしながら、マネジメントに集中できるのは健誠会ならではのキャリアだと思います。
── 最後に、健誠会グループを検討されている歯科医師の方へメッセージをお願いします。
藤原院長: 稼げる環境(患者さんが多く、多様な治療ができる病院)に入ったほうがいいに決まっています。前提として稼いでいる人がいないと、技術も高まりません。健誠会には、稼ぐ環境と技術を鍛える環境の両方があります。あとはやるかやらないかだけです。やる気があって稼ぎたい、もしくは技術を伸ばしたいなら、受けてみて損はないと思います。「臨床だけでなくマネジメントにも挑戦したい」「開業以外のキャリアも真剣に考えたい」という先生には、特に合うはずです。
一緒に、患者さんにもスタッフにも選ばれるクリニックをつくっていきましょう。